ジョン・レノン
イギリス出身のアーティスト、平和運動家。ビートルズをリーダーとして立ち上げ、ポール・マッカートニーとともに多くの楽曲を作る。ビートルズ解散後は妻のオノ・ヨーコ（小野洋子）と共に音楽や平和活動を行ったが、自宅アパート前での銃撃により死亡した。
ジョン・レノンからの伝言 with マイケル・ジャクソン
M J：ジョンさん
正しく僕もその通りです
この日本の人々というのは
本当に誠実で真摯な人たちで
僕も生前から本当に尊敬していました
あなたのように
長い間日本に滞在したりする時間は
なかなか取れませんでしたが
お忍びで来たこともあります
今はここにずっといられること
そしてあなたにとっての
ヨーコさんとも言える
僕の心の支え
ギンチクといられることも
今の僕は本当に天に感謝して
地球の救済に全てを捧げられる理由です
うん、本当によくわかるよ
僕はね
平和運動を中心に活動していたんだ
戦争など本当に
無意味なものでしかないと思っていた
ここに来ていたチャップリンさんも
それで何度も命の危険を感じたというが
やっぱりそういう
政治的活動に近いことをすると
どうしても身の危険を感じるようになる
その点、君は賢いよ
何かに反対するんじゃなく
地球のために生きるという点でね
僕も思いは同じだけど
愛という気持ちを
「戦争反対」のように表しがちだった
今考えてみれば
何かに抵抗するということは
自ら新たな抵抗を生みがちなんだよ
だけどあの頃の僕はね
もちろん
自分の心の中にある愛でやってきたつもりさ
その後君がやることをここから見ていてね
あ、なるほどね
こうする方が上手くいったかも
なんて思ったよ
M J：ありがとうございます
それでも僕も色々な邪魔も入りましたし
余計な時間に貴重な人生の時間を
捧げなければならないこともありました本当にマスコミはクソだよ
こんな言葉でしか言えなくて悪いけど
真実を伝えようとする心を持つ者など
ほとんどいなかった
みんな心が腐ってたよ
今ここから下を見ていても
同じようなのがやっぱりいるね
でもこのままでは地球は滅びる
それでは僕たちがやってきたことも
心を傷つけられてまで続けたことも
水の泡さ
そうならないように
こうして活動してくれてる人がいるって訳だ
僕のことをね
ギンチクさんはもう一年前からずっと
考えてくれてたみたいだけど
ちょうど今が
ここに来るタイミングだったってことだね
僕の心は今でも変わることはない
この日本は素晴らしい土地さ
地球の中でもここだけは別だ
小さい島国だけど
そのパワーはすごいよ
僕は本当は日本に住みたいと
ずっと思っていた
何もかもが精神的だったよ
旅行であちこち立ち寄っても
僕を邪魔する人はいない
みんな配慮して大切にしてくれた
今でも懐かしく思い出すよ
2021年10月4日 啓示
（一部掲載）
